APEのWheelParticle
- 2008 年 5月 16 日
回転する円、WheelParticleクラス。
WheelParticleクラスはホイール動作を行う粒子です。滑車とかタイヤ等に使えるそうだね。CircleParticleのサブクラスになっています。
サンプル
■WheelParticle(x:Number, y:Number, radius:Number, fixed:Boolean = false, mass:Number = 1, elasticity:Number = 0.3, friction:Number = 0, traction:Number = 1)
x:Number = 初期のx座標。
y:Number = 初期のy座標。
radius:Number = ホイールの半径。
fixed:Boolean = このホイールを固定するかどうか。
・trueだと固定されて動きません。
mass:Number = 質量。
elasticity:Number = 弾力。衝突した際、大きいほど弾みます。
friction:Number = 摩擦。0から1の間。0 = 摩擦無し。1 = 摩擦最大。・衝突時の摩擦。
traction:Number = ホイールと他の粒子との間で発生する摩擦。0から1の間で設定する。0だと摩擦無し。1だと摩擦最大。
・プロパティ
■angle:Number
現在のホイールの回転角度。読み取り専用。
・おぉ?RectangleParticleは書き込みできたのに。
■angularVelocity:Number
回転させる力。
・+だと時計回り。-だと反時計回りに回るようです。
・摩擦が発生しても減らない。
■radian:Number
現在のホイールの回転角度のラジアン値。読み取り専用。
■speed:Number
回転するスピード。
・tractionに応じて減るよう。
■traction:Number
ホイールと他の粒子との間で発生する摩擦。0から1の間で設定する。0だと摩擦無し。1だと摩擦最大。
・0だと回転しててもまったく進まないタイヤのようになります。speedも減らないです。
・1だとspeedは全て吸収される(0になる)よう。
・メソッド
■init()定義したホイールそのものを親となるグループに追加し描きます。
■paint()init()の最後に呼ばれています。ホイールを描くべき位置、回転角度にし描きます。
■update(dt:Number)
変化量に応じてホイールの位置や回転角度を計算するよう。
dt:Number = 変化量。・通常この変化量はAPEngineで設定する値のはず。
さぁ、だんだん怪しい解説になってきた…。摩擦とかって。